崩れゆく世界 生き延びる知恵―国家と権力のウソに騙されない21世紀の読み解き方

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784537261158
  • NDC分類 319
  • Cコード C0031

内容説明

世界で起きていることは、日本でも必ず起きる!“インテリジェンスの達人”佐藤優と“政治・経済の予言者”副島隆彦が、国際情勢の地殻変動をズバリ解読!メディアが絶対に伝えない「世界の真実」を縦横無尽に語り尽くす。

目次

第1章 安倍“暴走”内閣で窮地に立つ日本―反知性主義で突き進む独裁政権の正体(官邸主導で暴走する安倍政権の危うさ;戦争に突き進んでいく安倍政権 ほか)
第2章 世界革命を目指すイスラム国の脅威―勃発するテロリズムとアンチセミティズム(イスラム国の実態と世界イスラム革命;激突する西側社会とイスラム圏の背後にあるもの)
第3章 ウクライナ政変で見えてきた世界大戦の予兆―大国ロシアと回廊国家ウクライナの命運(日本人が知らないウクライナ政変の真実;ロシアを抑え込む寝業師プーチンの実力 ほか)
第4章 オバマとヒラリーの激闘から読む世界の明暗―アメリカの思想対立でわかる国際情勢の明日(ヒラリー・クリントンが次の大統領になる;オバマ政権とキューバ・イラン・北朝鮮問題 ほか)
第5章 行き詰まる日本経済―余剰の時代の生き延び方―ピケティ、マルクス、ケインズの思想と倒錯する経済政策(ピケティの『21世紀の資本』の思想を読み解く;資本の過剰とケインズ経済学 ほか)

著者等紹介

副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授等を歴任。政治思想、金融・経済、歴史、社会時事評論などさまざまな分野で真実を暴く。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆・講演活動を続けている

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学神学部卒業。同大学大学院神学研究科修了後、1985年、外務省入省。在英日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館勤務を経て、外務本省国際情報局主任分析官として、対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑の「国策捜査」で逮捕され、東京拘置所に512日勾留される。2009年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省職員を失職。圧倒的な知識と経験を活かし、日本言論界の雄として多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュラフ

29
2015年6月の発刊。当時のさまざまな時事問題の状況がどう変わったのか、という視点で読んでみた。驚くことに、「英国のEU離脱問題」と「加計学園問題(官僚の反乱)」については予言が遠からずあたっている。はずれたのはヒラリーが米大統領になれなかったこと。それぐらいにトランプというのは想定外のサプライズだったということだろう。不気味なのは、米国は公共破壊事業として大規模な戦争をおこす可能性があるという二人の共通見解。もうひとつは大規模金融緩和によっても、一向に改善されない日本経済の行き詰まり状態のこの先の問題。2017/06/24

壱萬参仟縁

25
アメリカは安倍政権をヘンな右翼集団と見抜いている(22頁~)。官僚の課長クラスの人事も握る内閣人事局の恐ろしさ(36頁~)。天下り先の決定権を奪い取った稲田朋美(37頁)。官僚内閣制か、議院内閣制か。戦争に突き進んでいく安倍政権(47頁~)。長持ちの練習で騒いでる暇があったら、国会議事堂とか地方でのデモや集会とか、そういうところで目立ったら? お祭りなんていう気分じゃないよ。格差や下流癖がつけば、地方消滅前に自分が参ってしまうよ。2015/09/12

九曜紋

11
2015年6月出版のもの。佐藤優×副島隆彦の対談は佐藤優×池上彰の対談とは違った味わいがある。池上氏はジャーナリストの良心として正確な情報提供を心掛けているように見えるが、副島氏は内容が陰謀論と捉えられる可能性があることもストレートに表現するのでスリルがある。国際情勢を歴史とのアナロジーで考える、という思考法があることを知ったのが大きな収穫。イスラム国とはコミンテルン=国際共産主義運動と同根、というのがすごく腑に落ちた。2015/05/31

Ted

8
'15年6月刊。○この2人の対談は予備校の講義を聴いているような感じがする。特に副島氏は物事の本質を虚飾のない正しい言葉で的確に表現しているので、綺麗事で塗り固めたウソ言葉で充満し真実が見えなくなっている世の中のカラクリが分って面白い。オバマが安倍を嫌っている理由は、エドワード・スノーデンが暴露した極秘情報によれば「安倍首相と麻生財相がオバマのことを『あのクロンボ野郎』と下品に会話しているのをNSAは傍受しています。だからオバマは安倍が嫌いです(笑)」だそうである。信憑性はともかく何だか説得力がある・・・2015/10/21

ゆうきなかもと

8
対談本はやっぱり情報量が多いのと体系性に欠けるので頭に入りにくい>_< 個人的にはなんにも面白くなかった ただ、イスラム教の宗派やウクライナの歴史、現代アメリカの政治派閥の構造など良くまとまっていたと思う。2015/08/02

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